部分リフォームから、全体リフォームへ！
【リビングダイニングのリフォームポイント】リビングと個室を上吊りのアクリル引き戸にし開けた時も床面がフラットなので、将来お嬢さんが独立されてもLDKとして広く使えるメリットがあり、明るいリビングになりました。
【キッチンのリフォームポイント】同サイズのキッチン入れ替えですが、背面にパントリーとカウンター収納を造作したため、とても収納量が増えました。作業効率がUPし、洗面所との仕切りにドアを設けたのでキッチンから水廻りへの動線もよくなりました。洗面所も通風ができ、湿気がこもらなくなりました。
【寝室・子供部屋のリフォームポイント】玄関側の洋室を奥様のホームエステの仕事場を兼ねた寝室にしました。ダウンライトで照明を計画し、エステルームを意識した落ち着いた雰囲気の部屋になりました。
【玄関のリフォームポイント】玄関収納を床から250mm浮かせて取り付け、床は400角のタイルに張替えました。浮かせた分玄関が広くみえます。セパレートタイプの収納のため、奥様がカウンターの飾りを楽しんでおられる様子でした。
【バスルームのリフォームポイント】TOTOひろがるWBシリーズに入れ替え、長さが5cm拡がりました。壁や床に家全体の色調を取り入れ、統一感のある浴室になりました。
【洗面室のリフォームポイント】キッチン、洗面所、ユニットバスとつながった動線にし、オープン収納棚を新設してかなり収納し易くなりました。洗面台も機能優先で選び、浴室との色の統一を図りました。
【トイレのリフォームポイント】奥行きが短いトイレルームでご主人の膝がドアにあたり、狭く感じておられました。リビングドア枠まで25cm程度ドア位置を替え、その分広くしました。わずか25cmではありますが広々感があり、便器入れ替えと共に快適な空間になりました。
【収納のリフォームポイント】洋室クローゼットの造作をやり替え、背面にキッチン収納を造作しました。中には既存の食器棚をぴったりに入れ、2枚引き込み戸にして使い易くなるように計画しました。パントリー収納がたくさん入り、位置もガス台対面になる場所で使いやすくなっています。
【その他のリフォームポイント】全ての建具が新品になり、高さを2000～2200程度のものにしたため広く見えて、高い分光量も多くなり明るくなりました。半透明のアクリルを使ったところとラッピングシート貼りとを使い分けました。
京都府 F様邸
| マンション竣工年 | 1984年 |
| 施工期間 | 約1ヶ月 |
| リフォーム年 | 2011年 |
担当コーディネーターより
初めて訪問した時は、下階に充分配慮をしたフローリング工事のご希望でした。見せていただいて、端部屋のせいか壁のカビがとても深刻でした。外壁に面した壁の断熱工事とインナーサッシをお薦めしているうちに、いつかしようと思われていた全体のリフォーム工事に話がひろがり、何回も打ち合わせを重ねながらプランを決めていきました。キッチンから洗面所に入るドアを設けて家事動線が良くなり、洗面所の冷暖房対策もドアを開けることで解消しました。洗面所にも造作棚を設け、リネン類が収納でき、近い将来、二人のお嬢さんが洗面所に頻繁に立つときもきっとうまくいくだろうと喜ばれていました。
